
仙台市青葉区本町の美容外科 シアクリニック仙台の、医師 青木 智之です。
今回は、他院で鼻の施術を受けた後、元の状態に戻したいとご相談にいらした方の事例についてお伝えします。
■ご相談の内容
他院でのカウンセリング当日に、以下の3つの鼻の施術を受けたとのことでした。
- 小鼻埋没法(鼻翼縮小埋没法)
- 鼻尖形成
- 鼻筋へのメッシュ挿入(10本)
ご相談の主な内容として、以下のことをお話しいただきました。
当日のうちに決めてしまったことへの後悔 :カウンセリングで勧められた施術をその日のうちに受けたが、十分にリスクの説明を受けられたとは感じておらず、時間をおいて考えればよかったという思いがあった。
メッシュが「溶ける」という説明への不安 :施術を受けた際、メッシュは溶ける素材だと説明を受けていた。しかし後日、インターネットの記事などで2年以上経過しても溶けずに残っているケースがあることを知り、体内に異物が残り続けることへの不安が強まった。
将来のリスクへの懸念 :異物が体内に入った状態でいることへの漠然とした不安があり、できれば元の状態に戻したいというご希望だった。
■「溶ける素材」について
鼻筋へのメッシュ挿入で使用される素材には、吸収性(溶ける)のものと非吸収性のものがあります。
「溶ける」と説明を受けた場合でも、素材の種類によって吸収されるまでの期間は大きく異なり、数か月で吸収されるものから、数年にわたって残存するものまであります。
患者さんが不安を感じた点は、ここに起因していました。
施術前に「どの素材が使われるか」「どのくらいの期間で吸収されるか」を具体的に確認することが、こうした後悔を防ぐひとつの方法です。
■当院での対応
診察で状態を確認した上で、3つの施術で入れられた糸・素材を全て抜去しました。
① 小鼻埋没法の糸 :小鼻のわきから挿入された糸を抜去しました。埋没法の糸は、組織との癒着が強くなる前であれば抜去できることが多いです。
② 鼻尖形成の糸 :鼻先の軟骨と皮下組織を縛っていた糸を抜去しました。
③ 鼻筋のメッシュ(10本) :鼻筋に挿入されていたメッシュを全て抜去しました。
3つ全てを抜去し、元の状態に戻すことができました。
■糸・素材の抜去について
埋没法や糸・メッシュを用いた施術は、素材が残存している状態であれば抜去が可能なケースがあります。
ただし以下の点には留意が必要です。
- 施術からの経過時間が長くなるほど、組織との癒着が進んで抜去が難しくなる場合がある
- 複数の施術が重なっている場合、状態の確認に時間を要することがある
- 全て抜去できるかどうかは、診察での確認が必要
「元に戻せるかどうかわからない」という段階でも、まずは診察でご相談ください。
■「カウンセリング当日の施術」について
今回のケースを通じて改めて感じたことをお伝えします。
美容医療の施術は、一度行うと元に戻すことが難しいものが多くあります。
カウンセリングで初めて聞いた説明をその日のうちに判断することには、一定の負担が伴います。
「断りにくい雰囲気だった」「流れで決めてしまった」という声は、他院修正のご相談の中でもよく聞かれます。
シアクリニック仙台では、カウンセリング当日に施術を強くすすめることはしていません。
説明を聞いた上で一度持ち帰り、考えてから判断していただくことを前提にしています。
■他院修正をご検討の方へ
「受けた施術に後悔している」「元の状態に戻したい」「施術した院に戻りたくない」——そういった状況でも、別の医療機関に相談することは可能です。
当院では、他院での施術内容も含めて状態を確認し、対応できることとできないことを正直にお伝えした上でご提案します。
一人で抱え込まず、まずはご相談ください。
シアクリニック仙台では、仙台市青葉区本町にて、他院修正のご相談も承っています。
まずはカウンセリングでお気軽にお話しください。
ご予約・ご相談は公式LINEより承っております。
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